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よしえ流着物講座 着物講座もくじへ
えもんの抜き方
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首の後ろを見せる=えもんを抜く、つまり
衿の後ろ中心を、どれだけ首から放すか。
これは、その人の個性がでる場所であり、
着物の種類によって、ある程度の、基準みたいなものがあります。
花嫁さん、
これは、もう、背中が見える程に、抜きます。
振袖のお嬢さん、
こぶしひとつくらい(約10〜11センチ)抜きます。
留袖、訪問着など、礼装用の着物の場合、
指4本くらい(7〜8センチ)抜きます。
こういった、晴れの日の出番はあんまりありませんので、
一応、頭の片隅にしまっておいてください。
では、普段に着物を着る場合の、おおよその基準、とは、
”抜きすぎない”ことです。

つまり、指3本(5〜6)センチくらいまでにすることです。
首の後ろに指が、2本入る程度で、3センチくらい。
およそ、3センチから6センチくらいの抜き方が、良いでしょう。
えもんを抜きすぎると、色っぽくなります。
夜のお仕事に出かける感じ。
自分では、わからなくても、
人には、とても、目につくところですから、
着るとき、鏡を見て、確認してください。
小紋、無地、付け下げなどの、やわらかい着物は、多め、
紬、ウール、綿など、かたさのあるものは、少なめ、
にすると覚えておくと良いです。
着慣れてくると、自分に合った、えもんの抜き加減が、
わかってきます。
そして、自分らしさ、がでてきます。
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