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なごや(名古屋)帯
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街で一番良く見かける「お太鼓結び」、
これを結ぶのに最適なのが、「なごや帯」です。
お太鼓の部分に芯を入れてあったり、袋状になっていたり、
丈夫な裏地が取りつけてあったりして、
お太鼓の形が、きれいに出来上がるように仕立ててあります。
胴に巻く部分はお太鼓の幅の2分の1で、
15センチくらいの幅です。
胴に2回巻きつけて、お太鼓の柄を背中に出し、
「太鼓枕」と呼ばれる枕でこんもりと、
お太鼓の山になるところを安定させます。
このなごや帯、
名古屋の女学校の先生が考案したため、
「名古屋帯」と名称され、すごい勢いで広く全国に広まって、
支持され続けました。
えへん!
(いばるとこではありませんが、名古屋生まれの名古屋在住の、
よしえとしては、なんとなくうれしい)
なにせ、一番合理的につくられているんです。
身体に巻く部分は、お太鼓を半分にしてあって、
締めたら、お太鼓が素早くつくれる、すぐれものです。
この帯が考案されるまでは
途中から半分に仕立ててある形の帯はなく、
長さもお太鼓専用の長さにして、生地を節約したことによって、
従来の帯より、少ない生地で製作できるため、
斬新で、合理的な帯だったことから、
急速に全国に広まっていったそうです。
帯全部に柄のあるタイプを、全通柄、
6割くらいに柄のあるタイプを6通柄、
お太鼓と前の胴帯部分のみに柄のあるのを、ポイント柄、
と呼び分けています。
価格でみるとだいたい柄の多いものの方が、
比較的高価になります。
とにかく種類はいろいろあって、
普段着に向くなごや帯から、
準礼装に向くものまで、さまざまあります。
お稽古用になさるなら、普段着用のものを使った方が、
柔らかく扱いやすいと思います。
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